©2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.

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2023.8.03

「アナログ」主演・二宮和也演じる悟の手作りにこだわる丁寧で豊かな日常写真を解禁!

公開映画情報を中心に、映画評、トピックスやキャンペーン、試写会情報などを紹介します。

ひとしねま

ひとシネマ編集部

愛の原点=〈大切な人にただ会える喜び〉を描いた、涙なしでは見られない、この秋一番の感動作「アナログ」(毎日新聞社など製作委員会)は、10月6日(金)より全国公開されます。

主人公・悟(二宮和也)と携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)の出会いは、行きつけの喫茶店「ピアノ」。互いの連絡先を交換せずに週に一度、木曜日にピアノで会いましょうという約束を交わします。2人で積み重ねるかけがえのない時間。悟はみゆきの素性を何も知らぬまま、プロポーズする事を決意するも約束の当日、彼女は現れなませんでした。その翌週も、翌月も・・・・・・。なぜみゆきは突然姿を消したのでしょう。彼女が隠していた過去、そして秘められた想いとは・・・・・・。

ヒロイン・みゆきに一途に思いを寄せる悟は、優しい佇まいでありながら、人一倍手作りの温もりを大切にするこだわりの強いキャラクターです。朝起きると飼っている魚に餌をやり、窓から差し込む柔らかな日の光に目を細めます。部屋は雑誌や模型、工具などに溢れ、悟はデザインという仕事が本当に好きなのだと伺い知ることができます。そして眠そうな表情で向かうのはキッチン。焼き魚、味噌汁、納豆など手際よく朝食を作り、顔を綻ばせながらご飯に舌鼓をうちます。またキッチンに置かれた小さなプランターではいくつかの葉物野菜を栽培し、漬物を自作で漬けるなどその暮らしぶりは丁寧かつ豊かです。


そしてその性格は仕事ぶりにもよく表れている。悟が手掛ける建築物のデザインはグラフィックではなく模型を作り、デザインイラストも自ら鉛筆で線を描き、水彩で色を付けるというこだわりっぷりです。みゆきとの出会いの場となった喫茶店「ピアノ」も悟がデザインを手がけた店舗であり、こだわり抜いた店内の装飾品にみゆきが気づいてくれたことがきっかけで、2人は関係を深めていきます。


みゆきを演じた波瑠は二宮が演じた悟について「二宮さんだからこの悟のキャラクターがうまくいったというか、嘘に見えないんです。二宮さん自身の魅力が悟という人物にすごく自然にながれこんでいるようなところがありました。でも、二宮さんが狙っているのか、狙わずにそうなっているのかが分からないっていう。だからすごいなと思うばかりですね」と感服のコメントを送っている。波瑠も絶賛する二宮のナチュラルな魅力があふれる悟の姿をぜひ劇場で確かめてください。

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ライター
ひとしねま

ひとシネマ編集部

ひとシネマ編集部