茨城県石岡市で実際にあった、「タロー」と名付けられた一匹の保護犬の物語。タローは、保護された小学校から石岡駅までの2キロの道のりを朝と夕の2回、17年間毎日通い続けた。タローが駅で誰を待っていたのか知る人はいなかったが、物語には続きがあった。45年にわたる感動の実話を映画化。
監督・脚本は、ビデオやゲーム、DVDなど多岐に渡る企画・プロデュース、演出を手がけ、本作が長編デビュー作となる石坂アツシ。撮影にあたっては、保護犬の一時預かりボランティアも行うドッグトレーナー西岡裕記の協力のもと、実際のタローに似せて配役するため、タロー役3頭(チャッピー、チャビ、ダイ)のうち、実際の保護犬が2頭出演している。また、2007年に廃線になった鹿島鉄道を、実際の車両と当時の映像やCGで再現した。
本作は、世界各国の映画祭で上映され、インド・インディペンデント映画祭最優秀外国語長編映画賞や、ローマ・インディーズ映画祭最優秀インディーズ長編映画賞のほか、多数の賞を受賞している。
© 2023 ONE POINT SIX.
![石岡タロー](https://images.microcms-assets.io/assets/d247fcc9b85b413caf66458586629de0/1d49fdbb30eb49f985b0d511a2c548e3/%E3%80%8C%E7%9F%B3%E5%B2%A1%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%80%8D%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%92%E3%82%99%E3%82%B7%E3%82%99%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB_%C2%A9%202023%20ONE%20POINT%20SIX..jpg)
公開日: 2023年10月19日
石岡タロー
予告編を見る:
監督 :
出演 :
音楽 :
撮影 :
2023年 /日本 /101分 /G
配給 :
公式サイト: https://ishiokataro.com/
新着記事
柳楽優弥、クォン・ウンビ、ジェジュン……レッドカーペットに登場 プチョン国際ファンタスティック映画祭開幕
広島育ちの記者が感じた〝モヤモヤ〟「リッチランド」 原爆を誇る町にも刻まれた核の傷
この1本:「密輸 1970」 韓国発、痛快女性活劇
時代の目:「リッチランド」 核と共存の町、変わりうるか