市役所の市民課長渡辺勘治(志村喬)は胃がんで余命いくばくもないことを知る。実りのない人生を見つめ直して絶望するが、明るく前向きなかつての部下と再会し、生きた証を求めるべく、かつて陳情を棚ざらしにした公園整備に取り組み始める。葬儀の席で渡辺の仕事ぶりを会葬する同僚たちは、一度は渡辺のように生きようと誓い合うものの、再び事なかれ主義の官僚に戻るのだった。毎日映画コンクール日本映画大賞。
公開日: 1952年10月08日
生きる
監督 :
出演 :
プロデューサー :
脚本 :
音楽 :
撮影 :
1951年 /日本 /143分
配給 :
新着記事
柳楽優弥、クォン・ウンビ、ジェジュン……レッドカーペットに登場 プチョン国際ファンタスティック映画祭開幕
広島育ちの記者が感じた〝モヤモヤ〟「リッチランド」 原爆を誇る町にも刻まれた核の傷
この1本:「密輸 1970」 韓国発、痛快女性活劇
時代の目:「リッチランド」 核と共存の町、変わりうるか