監督・脚本は、「彼らが本気で編むときは、」(2017年)で第67回ベルリン国際映画祭・観客賞と審査員特別賞を受賞、「波紋」(23年)で第33回日本映画批評家大賞・監督賞を受賞した荻上直子。オリジナル脚本で数々の話題作を生み出している荻上監督が描くのは、日常が〇(まる)に浸食され始める美大卒の男の奇想天外な物語。主人公の沢田役に、27年ぶりの映画主演となる堂本剛を迎える。
美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた〇(まる)を発端に、日常が〇に浸食され始める。
公開:2024年10月
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まる
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2024年 /日本
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公式サイト: https://maru.asmik-ace.co.jp/
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