ダダイズムのパイオニアであり、20世紀を代表する芸術家マン・レイの短編と、「ストレンジャー・ザン・パラダイス」(1984年)や「ナイト・オン・ザ・プラネット」(91年)のジム・ジャームッシュ監督のコラボレーションによる映像作品。
ジム・ジャームッシュとカーター・ローガンによる音楽ユニット、スクワール(SQÜRL)は、マン・レイの短編映像作品に彼らの音楽を合わせたライブを2017年から開始。パリのポンピドゥー・センターや、ロンドンのクイーン・エリザベス・ホールなどでも開催してきた。そしてマン・レイが初めて映画製作に着手してから100年となる2023年に「RETURN TO REASON」としてカンヌ国際映画祭クラシック部門でプレミア上映された。本作は、4Kレストアによって蘇ったマン・レイ監督による「理性への回帰」、「ひとで」、「エマク・バキア」、「サイコロ城の秘密」の4本の作品と、スクワールによる繊細かつ破壊的な音楽が融合している。
公開日: 2025年01月23日
RETURN TO REASON/リターン・トゥ・リーズン
予告編を見る:
監督 :
音楽 :
原題:Return to Reason
2022年 /フランス /70分
配給 :
公式サイト: https://longride.jp/returntoreason/
新着記事
この映画を見るのと同時に家に来た妹のような愛犬「少年と犬」スクリーンの中の世界とつながる感覚
この1本:「エミリア・ペレス」 強烈な人間像、重厚に
時代の目:「ベイビーガール」 〝抑圧からの解放〟超えて挑発
「レイブンズ」 写真家・深瀬昌久の人生と異形の愛