2021年のトロント国際映画祭でお披露目された本作。メガホンを取ったのは、「Pinoy Sunday(英題)」(2009年)で長編デビューし、金馬奨最優秀新人監督賞を受賞したマレーシア生まれで台湾を拠点に活動するホー・ウィディン。本作が長編3作目となる。主役は、日中合作スペクタクル映画「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」(2019年)や、ジャッキー・チェンと共演した「ナイト・オブ・シャドー魔法拳」(2020年)の台湾期待のリン・ボーホン。共演は、Netflixオリジナルシリーズ「次の被害者」(2020年)で、金鐘奨(ゴールデン・ベル・アワード)」最優秀新人賞を受賞したムーン・リー。タイトルの「青春弑恋」の「弑恋」とは、同じ発音の「試練」にかけ、青春(若者)の試練という意味に加え、「弑」(自分より位の高い人物を殺すという意味)という文字で、「あなたの愛のためなら、非道徳的な殺生すら厭わない」という意味を持たせている。
オタクの大学生ミンリャン(リン・ボーホン)が恋しているのは、エロティックなライブ配信を行なうモニカ(アニー・チェン)。好奇心旺盛な女子高生キキ(ヤオ・アイニン)は、ミンリャンを振り向かせるためコスプレヤーに扮する。長い航海から帰国した料理人、シャオジャン(リン・ジェーシー)は、カフェ店員のユーファン(ムーン・リー)と付き合いたいと思っている。ユーファンは、精神的な慰めを得るために没頭する舞台演劇で、新人女優のモニカと親密になっていく。モニカの消し去りたい過去をミンリャンは気にも留めないが、モニカはミンリャンのことを知らない。やがて、悪夢のような惨劇がおこる。
公開:2023年3月24日
配給:2ミーターテインメント(2MT)
©️2021 CHANGHE FILMS LTD.
公開日: 2023年03月23日
⻘春弑恋
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2020年
配給 :
公式サイト: https://siren.2-meter.net/
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