THE BIKERIDERS(原題)

THE BIKERIDERS(原題)

1965〜1973 年にかけてシカゴのバイクライダーの⽇常を描写したアメリカの写真家ダニー・ライアンのソーシャル・ドキュメンタリー「The Bikeriders」にインスパイアされた本作。「マッドマックス 怒りのデスロード」(2015年)や「ヴェノム」(18年)のトム・ハーディと、「エルヴィス」(22年)や「デューン 砂の惑星 PART2」(24年)などのオースティン・バトラーが初共演。「テイク・シェルター」(11年)や「ラビング 愛という名前のふたり」(16年)のジェフ・ニコルズが監督・脚本を務める。

1965年のシカゴ。キャシー(ジョディ・カマー)が、出会いから5 週間で結婚を決めた男は、喧嘩っ早くて無⼝なバイク乗りベニー(オースティン・バトラー)だった。ベニーは、地元の荒くれ者たちを仕切るジョニー(トム・ハーディ)の側近でありながら、群れを嫌い狂気的な⼀⾯を持っていた。バイカ―が集まるジョニーの⼀味は、やがて〝ヴァンダルズ〟という名のモーターサイクルクラブへと発展し、⽀部が⽴ち上がるほど急激に拡⼤する。しかし、クラブ内の治安は悪化し、敵対クラブとの抗争が勃発。ジョニーは、クラブがコントロール不能なことに苦悩していた。⼀⽅、バイクと暴⼒に明け暮れるベニーの危うさにキャシーは不安を抱え、ベニーは⾃分を束縛しようとするキャシーとの将来に葛藤していた。そんななか、暴⾛が⽌まらない〝ヴァンダルズ〟で最悪の事態が起こる。

公開:2024年秋
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