作家、原作:「青春ゲシュタルト崩壊」(スターツ出版刊)
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
PR東宝
2025.3.10
映画化された「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」や「交換ウソ日記」「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(いずれも2023年)の原作を輩出したスターツ出版が運営するケータイ小説サイト「野いちご」から、小説コンテスト「野いちご大賞」の第5回大賞作品の映画化。原作は、個性を押し殺し他人に合わせて自分を見失う「青年期失顔症」に罹った女の子の成長を描き、等身大の学生ならではの悩みに共感の声が続出した丸井とまとの同名小説。ドラマ「Eye Love You」を手がけた三浦希紗が脚本を担当する。ダブル主演は、派手な見た目と乱暴な態度で教師から目をつけられているが、人一倍〝痛み〟に寄りそえる高校2年...