目指すは世界 若手監督支援、ベルリンでも 第74回ベルリン国際映画祭
日本映画の将来のために海外展開は不可欠と、さまざまな支援が本格化している。第74回ベルリン国際映画祭にも、前回に続き若手監督が自分たちを積極的に売り込む姿が見られた。 見本市で企画をピッチ 文化庁は日本映画の海外発信事業の一環として、2023年に続き、若手映画監督を派遣。海外映画祭の出品実績がある若手監督を公募し選抜。ベルリン国際映画祭と併設の見本市「ヨーロピアン・フィルム・マーケット」での企画ピッチなど、海外の製作者や配給業者との関係構築を後押しした。 今回も3人がベルリン入り。金子由里奈監督は初の商業映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」が23年に公開されたばかり。今回は「植物が...
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勝田友巳
2024.2.21