おくだ ようすけ
1986年5月13日 生まれ
監督「東京プレイボーイクラブ」「クズとブスとゲス」「ろくでなし」「青春墓場」
中華料理店で働く男はパートの中年女性から「息子がいじめに遭っているので相談に乗ってほしい」と頼まれる。男は渋々引き受けるが息子はいじめを認めようとせず、暴力沙汰に巻き込まれる。一方、漫画家志望の青年は、合コンで劇団員の女性と出会う。一緒に暮らすうちに愛情がわくが、かつての恋人から連絡が入る。 いじめに連なる暴力とラブストーリーという異質の物語が交錯し、予想だにしない悲劇が突然生まれる。2組の人生の一端に触れてきた観客は衝撃と戸惑いを同時に覚えるだろう。いったい何がどうなっているのかとあっけにとられるに違いない。 奥田庸介監督は、「東京プレイボーイクラブ」などで激しい暴力を描いてきた。今作で...
2023.7.14
私の6年ぶりの新作がこの度公開される事になりました。完全なる自主製作映画です。トラブル続きだった上、撮影終了後すぐコロナ禍に突入してしまい公開まで6年もかかってしまいました。6年というと、学生時代一緒に映画を撮っていた友人が結婚して、赤ちゃんが生まれて、その子が歩いて、おしゃべりもするようになって、2人目が生まれたよって連絡が来るぐらいの長い時間です。社会も大きく変わりました。6年前に今の世の中を誰が想像できたでしょうか? 私がこの映画にささげた長い時を思うと、なんとも言えない気持ちになります。 25歳で商業映画デビューしたものの 私は映画監督としてのスタートが早く、25歳...
奥田庸介
2023.7.07
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
PR東宝
2025.3.10