Lee Do-hyun
1995年4月10日 生まれ
韓国出身の俳優。
親が子どもの未来を心配する気持ちと、毒親になる境界線はどこにあるのか。ドラマ 「良くも、悪くも、だって母親」を見ながら、改めて考えた。 記憶喪失と復讐、ありがちな要素がベースだが、オリジナリティー満載なドラマ 生まれる前に父親を殺された チェ・ガンホ(イ・ドヒョン)は、母親チン・ヨンスン(ラ・ミラン)に厳しく育てられた。父親、後ろ盾、コネを持たない 〝非力〟 のガンホが、将来困らないようにと、スパルタ教育を徹底した。勉強するために遠足を休ませ、ご飯は腹 八 分目までしか食べさせない。満腹になると眠くなり、勉強に身が入らなくなるからだ。 ヨンスンの念願かな...
大野友嘉子
2023.6.12
1月のコラム で、「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~ 」について書いた 。同級生に暴力をふるわれた主人公ドンウン(ソン・ヘギョ)の過去を中心に描いた パート1 からパート 2 ではドンウンの復讐 (ふくしゅう) 劇が本格化する。被害者と加害者の狂気がぶつかり合い、血で血を洗う争いの中で、加害側の筆頭格を演じたイム・ジヨンは主役を食う存在感を放っていた。 クライマックスを迎える後編は期待以上の面白さ 期待以上の面白さだった。18年もの間、同級生らへの復讐だけが生きがいだったドンウンは、冷静に、冷徹に、綿密に練った計画を着実に実行していく。表情をほ...
2023.4.17
ラブロマンスの女王の新境地を見た。ドラマ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」の主演、ソン・ヘギョである。あまたの恋愛ドラマを彩ってきた華麗な笑顔は、本作にはない。あるのは、かつての敵たちを地獄に突き落としていく、鬼の形相だ。 思い返せば、代表作「太陽の末裔」(2016年)はしっくりこないものがあった。 紛争地域で軍人、 ユ・シジン (ソン・ジュンギ)と恋に落ちる医師のカン・モヨンを演じ、最高視聴率 41.6 %をたたき出した。モヨンに思いを伝え続けるシジンの甘いセリフと、素直でフレッシュなモヨンのキャラクターが化学反応を起こしたのだろう。お化けドラマとして今もなお語り継がれる。 ...
2023.1.15
多くの犠牲を払いながらグリーンホームから脱出した住人たちは、新しい生活の場である破壊された屋外スタジアムに移動、そこでは怪物処理専門部隊であるカラス部隊が生存者の安全を守っていた。その頃ヒョンス(ソン・ガン)は、人間と怪物の曖昧な境界線に苦しみ、この状況を終わりにするために、ワクチンの研究が進んでいるパムソム特殊災難基地に向かうが……。 © 2023 Netflix, Inc.
残忍な怪物に姿を変えた人間たちが暴走し、地獄と化した街。つらい過去をもつ高校生、そして同じ建物の住人たちは、生死をかけた戦いにいや応なく巻き込まれていく。 Courtesy of Netflix
2007年暮れのソウル・チョンノ(鍾路)区の住宅地。庭にゴミが山と積まれたキム・ビョンヒの家を二人の男が訪ねる。警察署でビョンヒは、江原道で変死体として発見されたイ・スガンの写真を見せられ、尋問が始まる。近くにあった彼女の鞄から、ビョンヒ宛のダイレクト・メールが多数見つかったのだ。やがてビョンヒは、少しずつ、スガンとの出会いを語り始める。 9月22日(金)〜11月2日(火)に開催される「 韓流映画祭2023 」第3弾で上映。 ©August
突然の事故により、子供の頃の精神状態に戻ってしまった野心あふれる検察官とその母親。思わぬ運命に直面した2人は、親子関係の修復に向けた長い道のりを歩き始める。
学校で受けた壮絶ないじめにより心に深い傷を負った一人の女性が、緻密な復讐劇に人生をささげる姿を描く物語。パート2は、校内暴力加害者たちが、主人公のドンウンが仕掛けたわなに次々と落ちていく様子を、美しくも容赦なく描いていく。 Graphyoda/Netflix © 2023
凄絶(せいぜつ)ないじめを経験した高校時代から十数年の時を経て、綿密に練った復讐(ふくしゅう)計画を実行に移し始めた女性。その目的は、自分をいたぶった者たちに、罪の代償を払わせることだった。ソン・ヘギョ、イ・ドヒョン共演のサスペンス。 Graphyoda/Netflix © 2022