来春公開「ひとりぼっちじゃない」に見る、映画的コミュニケーションの〝ススメ〟
国立中央図書館。 長い歳月眠っていた白磁の青華を見るように古い新聞のインタビューを読む。インタビュイは、TㆍSㆍエリオットの詩やジェイムズㆍジョイスの小説に熱狂する文学者だった。しかし、ジェリーㆍシャッツバーグの「スケアクロウ」(1973年)が彼の人生を変えた。修士論文を書かずにカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に向かった。映画理論を専攻するつもりだったが、気がついたらMFA(Master of Fine Arts)課程で映画を作っていた。その間に、父をたたえるために書いたシナリオでRKOピクチャーズが主催するハートレーㆍメリル国際シナリオコンテストでグランプリを手にする。記事の掲載...
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洪相鉉
2022.11.16