John Ajvide Lindqvist
1968年12月01日 生まれ
「ぼくのエリ 200歳の少女」原作:「モールス」(ハヤカワ文庫)
「ぼくのエリ 200歳の少女」の原作者として知られるスウェーデンの作家ヨン・アイビデ・リンドクビストの小説を、ノルウェーの新人監督テア・ビスタンダルが映画化した。ノルウェーの首都オスロが大停電に見舞われた直後、各地で死者がよみがえる怪現象が発生。すでにこの世を去ったはずの愛する者と対面することになった三つの家族の姿を見据えていく。 ゾンビ映画のように、死者が生者を襲うパニックホラーではない。墓場、葬儀場、病院で息を吹き返し、家族のもとに帰ってきた3体の「アンデッド」は、ただうつろにたたずんでいるだけ。ビスタンダル監督と共同脚本を手がけたリンドクビストは、喪失の悲しみに暮れる家族の不安や混乱を...
2025.1.17
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
PR東宝
2025.3.10
いじめられっこで繊細な12歳の少年オスカーの隣の家に、同じ12歳のエリが引っ越してくる。友達が欲しいというオスカーの願いは叶えられそうだったが、青ざめた顔をした少女の外出は夜だけ。そして時を同じくして、街では不可解な失踪や殺人が次々と起きはじめる。やがて、オスカーはエリがバンパイアであることに気付く。12歳の体に永遠の命を閉じ込められたまま生きるエリは、常に旅を続けなければならない。2人の幼い恋が終わるかに見えた時、オスカーに最大の悲劇が襲いかかる。エリは彼女ができる唯一の方法で彼を守るため、街に戻ってくる。 2024年8月9日にシネマート新宿で開催される「白夜に光り輝く 産毛ナイト!」で上...